心因性疼痛はストレスを抱える毎日の中、痛みの元となった原因が不明の痛みをさします。

心因性疼痛

ストレスに追われる

心因性疼痛という言葉を聞いた事はあるでしょうか。心因性疼痛は、人間関係におけるストレスなどにより、心理的・社会的な事が原因によって起こります。

検査を行っても原因や異常が見つからない、痛いと感じているにも関わらず原因が分からない場合、社会生活における不安・ストレスなどの心理的な要因から起こります。

下行性疼痛抑制系がうまく働いていないと心因性疼痛を起こします。強い・慢性的ストレスが蓄積していくと、自律神経、内分泌系、免疫系が不調を起こします。身体の様々な機能を束ねる自律神経が保っていた均衡が崩れてしまい痛覚の感受性が強く働き、通常感じないような刺激などでも痛む事があります。

身体に苦痛を感じる期間が慢性的になり期間が長くなるほど、痛みが精神的なストレスを起こします。慢性的に身体が痛むと普段の生活が痛みを中心に回るようになります。

痛むから外出したくない、動きたくない、休みたいという思考が先に浮かんでしまい、何かをする前に身体の痛みを優先的に考えてしまいます。何かをしたいという気持ちよりも痛いから何もしたくないという気持ちが勝り、家に引きこもってしまいがちになります。

身体の痛みが原因で不眠症や、家族や周囲と意思疎通が上手くいかず1人殻に閉じ籠もってしまう、我慢をしすぎてしまうなど、様々な要因からうつ症状を患う事もあります。

痛みとストレス

ストレスを背負う

脳が痛む箇所を判断して身体に痛みがあると自覚します。うつ病は脳の神経間の情報伝達、自律神経に影響を及ぼし、痛覚の感受性を高めるため慢性疼痛を患う事も多いのです。うつ病を患うと慢性頭痛、慢性腰痛、顔面痛など、痛み方や場所に規則性がなく原因不明の痛みを起こします。

慢性的なストレスは、心・神経・身体に関連付けてしまうため、抑圧した感情やストレスが無意識に身体を緊張状態にしてしまいます。

怒りや悲しい、苦しいなどの感情を抑制する時、人はその感情を表に出さないように無意識・意識的に隠しています。幼い子供の様に素直に感情を表に出せる事ができれば慢性的なストレスなど抱えずに済みますが、現代社会では怒りや悲しみを表に出す事は容易にできません。

我慢を続けてしまうとストレスになり、抑圧した感情が慢性的になれば身体は無意識に緊張状態を保ち続けるため、緊張を保ち続けた身体は痛みを生じるようになります。抑圧した感情を発散させるには怒りを放出する事が良いでしょう。怒りを発散する事で身体は緊張状態に陥りますが、怒りという感情を出し切れれば自然に身体の緊張は解けます。

しかし、感情を現してもうつ病から慢性疼痛を患う方も中にはいます。感受性が強い方は、強いあまりにそれを表に出してしまいますが、現代社会、特に日本では大人になり年を経るほど感情を抑圧して生きていかなければいけません。社会に出た大人が感情を表に出す事は、未熟なまま大人になったという評価を下されてしまいます。

怒りや悲しみなどの感情を素直に表に出している人は、周囲からは理解されない苦しみに孤独や疎外感を感じている事もあります。人よりも不安を感じやすく些細な事でも敏感に反応してしまうため、理解され難い悩みや苦しみも慢性的なストレスになります。

心因性疼痛の見分け方

突然走る痛み

様々な鎮痛剤を利用してきても、全く痛みが引かない、効いている様子がない場合に考えられる心因性疼痛。人によって症状が変わる為、特定し難い疾患です。主な特徴は以下の通りです。

主な症状

上記のような痛みは、心因性から来る場合に関連付けられます。肉体の痛みは肉体用の鎮痛剤でしか効きません。心が発する痛みに肉体用の鎮痛剤は効きません。心が負った痛みに麻痺してしまうと、身体が代わって限界を感じて痛みを発する事があります。

心が疲弊して休みたいのに休めない時、身体が不調になってしまう事はこれまでになかったでしょうか。休みたいけど休めない時、身体が動かない、我慢できない痛みを感じれば、人は休まざるを得ません。自分でも気付かない心の痛みを気付かせてくれるのが、心因性疼痛でもあります。

個人輸入を利用する心理

考え事をしている女性

心因性疼痛の治療を行う場合、痛みから解放されたいのが第一でしょう。心因性疼痛の治療には抗うつ薬を使用しますが、そこから自分の体質に合う薬を選ぶ事が、始まりでもあります。他の人がとある抗うつ薬を服用していたのを知って自分も同じ物を服用したが、全く効果がなかったという話はよくあります。

病院で通院している方で、効かない薬を次々処方されたら、恐らく多くの人が医師に対して懐疑心を抱くかもしれません。医師でも相手の体質に合った薬を選び出すのは存外難しいもの。多くの人に効く薬から処方し始めますが、場合によっては、最後に処方される薬に行き着くまでに、何度も通院して、効かない薬と診察代を支払わなければいけません。

治療をスタートさせるには、自分に合う薬を見つける事と、見つかるまで諦めずに探し続ける事が肝要です。交通費や病院の診察代、薬代、体質に合う薬が見つかるまでにはなかなか時間を要する場合があります。できるなら通院の時間や薬にかかるお金は節約したいもの。通販で医薬品を注文する方は、そうしたメリットを求めて購入に至るのです。

心因性疼痛の治療

慢性的なストレスを溜め込まないために、良好な人間関係を築く事が必要ですが、今現在慢性的なストレスを溜め込んで積極的に行動を起こしたくない程の痛みを抱えているのならば、先に痛みを解決しなければいけません。長く続く原因不明の痛みには非ステロイド性抗炎症薬である鎮痛剤などで心因性疼痛の治療効果は感じられません。

痛みを感じる脳に伝達障害などが起こっている症状の場合、痛みを感じる程度ではなくても激しい痛みや我慢できない痛みを感じている可能性があります。心因性疼痛の場合、抗うつ剤を使用しての治療が中心になるでしょう。

※心因性疼痛の患者に対して、線維筋痛症の治療を施した場合、改善に向かう事もあります。

SNRI治療に有効的な薬の一覧

SNRI

イフェクサーの主な作用効果
セロトニンの再取り込みを阻害する。意欲を低下を改善させ、気分を落ち着かせる作用を持つ。うつ病、抑うつ、不安障害、やる気の向上などに効果がみられます。心因性疼痛、線維筋痛症の痛みに作用する。1日1回の服用で、翌日まで効果を実感できる。時間をかければ高用量を使用できる。ただし、高用量になると副作用が起きやすくなる。現在の生活を続けながら、不安感を和らげたい、改善したい方向けです。

SSRI

ジェイゾロフトの主な作用効果
セロトニンの再取り込みを阻害する。うつ病、うつ症状、憂鬱さ、沈んだ気分、やる気を改善する効果がられます。心療内科だけでなく、様々な疾患に対応できる安全性に秀で副作用が少ない。SSRIという枠組みの中で考えると効果は穏やかで優しく効く。ただし、他に分類される薬で比較すれば効果は高め。1日1回の服用で効果が長く続く。離脱症状が起こる可能性が低い。不安が強い方に向いている薬です。

レクサプロの主な作用効果
セロトニンの再取り込みを阻害する。1日1回の服用で1日中効果を実感できるのが魅力。薬が切れても130時間の効果を持続させる。薬の副作用も少なく、抗不安効果も高い。服用を始めてから効果を実感するまでの期間が短めの為、SSRIの中でも効果が出ていることを比較的早く感じやすい。服用量や回数を抑えたい、不安が強い方に向いている薬です。

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