パキシルの強みはSSRIの中で1.2を競う効果の高さ。ノルアドレナリンにも作用するので、デパスの代わりになりやすい薬です。

パキシルの効果

パキシル20mg

承認されている疾患

未承認の疾患

1日1回の服用で十分な効果を得られるほど高い効果があります。早くて2週間後に効果を現します。効果があるとされる疾患は以下の通りですが、日本国内で承認(保険適用)される疾患は一部だけ。CR錠を以下の疾患に使用する場合はうつ病・うつ状態のみ使用できます。

パキシルは使い勝手がいい

薬

日本の病院で承認される疾患は一部だけとなります。CR錠を使用する場合はうつ病・うつ状態のみ使用できます。吐き気や眠気といった副作用や長期服用での重篤な肝障害をもたらすケースもあるため、処方する専門分野や処方量・種類によって慎重に処方していたり、比較的処方しやすい位置付けにあるようです。


精神科だけでなく、呼吸器科、循環器内科、外科、脳神経外科、総合診療など、様々な専門分野が処方しやすいとしているのは、これまで長らく使用されてきた効果の高さや信頼性、人によっては副作用が起こらないという使い勝手の良さもあります。

服用について

不安症状

パキシル10㎎を1錠 1日1回(眠気や吐き気などの副作用もあるため夕食後服用)
少しずつ用量を増やしていき、パニック障害は最大用量30㎎、強迫性障害は最大用量50㎎、社会不安障害やPTSDは最大用量40㎎まで増量。

うつ病・うつ状態

パキシルCR錠12.5㎎を1錠 1日1回(眠気や吐き気などの副作用もあるため夕食後服用)
1~2週間後25mgに増量、様子をみながら最大用量50㎎まで増量。

※増量を行った場合、これまで起こらなかった副作用や、アクチベーションシンドロームを生じる場合があります。

パキシルとは

パキシル40mg

新薬なども発売されてきていますが、医師の中でも比較的処方しやすいようで、先発品、後発品含めてSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類される薬剤の中で多く処方されているのがパキシルです。



デパスの離脱症状を抑える為に一時的に服用する薬の代用薬として、処方され始めたのがパキシルでした。SSRIの薬が出始めた事で段々と処方される事も減ってきました。それでもシェア首位を保っている為、デパスの代わりになる効果の強い薬というとパキシルが真っ先に出てくるようです。

抗うつ効果、抗不安作用に特に有効です。効果の高さが良く反映する場合と裏目に出る場合があります。服用を始めて直ぐに調子が良くなる場合は、不快な症状とは異なる躁状態の可能性があります。

副作用からの躁状態であれば他の抗うつ剤へ替えるか、抗うつ剤ではなく気分安定薬に切り替えた方が良いでしょう。切り替えが必要な場合、切り替え時期などの判断は医師に相談しましょう。

パキシルのジェネリック

パキシル20mg

病院に行くとジェネリックにするかどうか聞かれる場合があります。国側がジェネリックを勧めるのは保険適用時の負担額を減らす為。病院側が勧めるのは患者の負担額を減らす為と調剤指導料、通院のしやすさを兼ねて。

薬剤会社が勧めるのは負担額の少ない薬剤で沢山買ってほしいからですが、先に販売された医薬品とジェネリックに効果の違いはあるのでしょうか。

ジェネリックが安い理由

お金と計算機

先に発売されたパキシルとジェネリックを比較してみると安いのはジェネリックです。先に発売されたパキシルには研究費用や時間、治験費用など膨大な額が発生しています。ジェネリックには土台となる先に発売されたパキシルがあるので、膨大な時間も研究費用も必要ありません。

パキシルという基礎がある為、販売にこぎつけるまでの時間やお金が大幅にカットされます。その為、ジェネリックは安く販売できるのです。

ジェネリックの効果

パキシルとジェネリックの効果には大きな差異はありません。基礎となったパキシルと同等の効果が得られれば、ジェネリックとして販売できるのです。あくまで同等の効果なので、全く同じ効果は得られません。ジェネリックとパキシルで使用している成分の添加物が異なれば、微妙に違いは出てきます。

あくまで小さな差異ですが、それでも人によっては効果に違いが出る事もあります。体質によって効きすぎる、全く効かない、効きづらい等があるのはその為です。

ジェネリックの副作用

副作用

パキシルでは感じなかった副作用がジェネリックで感じるようになった。パキシルとジェネリックで副作用や効果に差異が発生する事はあります。理由は2つ考えられます。


1つは心理的な原因。ジェネリックを心から信用しきれておらず、ホントは効かないんじゃないか?安いから成分が薄いのでは?等、ジェネリックの安さに対して疑問を持ち始めたのを切欠に疑ってしまう方もいます。

自分の口に入れる物に疑問を持ったり、正しく理解しようとするのは良い事です。しかし疑念が時に薬の消化や吸収を妨げる事もあります。飲んだら吐くかも、お腹痛くなるかも、などと考えて実際そうなった事はないですか。

思い込みの力で薬の効果を上げたり下げたり、失くしたり、思い込みは本人の意図しない部分で働いてしまう事もあります。

もう1つの原因が添加物の違い。パキシルにもジェネリックにも、薬をコーティングする為に添加物を使用していますが、使用している添加物にアレルギーがあれば、過敏に反応してしまう事があります。

パキシルを使用中に妊娠した場合

妊婦

妊娠中にパキシルを使用した場合のリスクはSSRIの中でも1段階高めです。他のSSRIが動物実験では有害作用があったが、ヒトでは有害な可能性は否定できないという段階ですが、パキシルは人に対しても有害な作用が認められています。

絶対投与してはいけないわけではありませんが、危険性が確認されている為、避けた方が胎児へのリスクは抑えられるというもの。妊娠中にパキシルを使用した方が、胎児、母体へのリスクが抑えられるという場合を除いて、避けた方が良いというのが製薬会社と医師の見解です。

心血管系異常が発症するリスクが1%上がるという報告も上がっています。パキシルを服用していなくても発症率は1%ですが、服用時にはそれが2%になります。

しかし、因果関係についてはまだはっきり分かってはいません。妊娠中にあえてパキシルを服用させて胎児と母体への影響を見るとというのは倫理に反している為、詳しいデータが取れないのです。

授乳中にパキシルを服用してもいいか

仲睦まじい母子

妊娠中にパキシルが推奨されないように、授乳中の服用も推奨されていません。同じSSRIでも、レクサプロジェイゾロフトのように授乳中でも服用する必要があれば、授乳を続けながら服用するという方法。パキシルでは授乳の中断かパキシルの中断が良いとされています。


他のSSRIのようにある程度母乳に乗って赤ちゃんへ渡ってしまうパキシルの成分が懸念されている為です。効果も強い反面離脱症状も起きやすい為、パキシルを服用しながら授乳するリスクは、他のSSRIと比べてもリスクが高く、人へ与えるリスクも高い為です。

パキシルの離脱症状

デパスの離脱症状でも触れましたが、抗うつ剤の離脱症状は、耐えきれない程精神的にも肉体的にも負荷がかかります。服用していた日数の長さや、1日に服用していた用量が多い程離脱症状は激しく現れます。

服用していた期間が数日程度であれば離脱症状自体が起こらない場合もあります。SSRIの中でも半減期が長くはない部類に入るので、離脱症状は起きやすいパキシル。離脱症状が起こる原因は何処にあるのでしょう。

パキシルで離脱症状が起こる理由

おなかをさわる

離脱症状が起こる原因は、服用期間の長さと用量の多さですが、原因は他にもあります。長期服用もしくは高用量を服用していた際に、服用を突然やめてしまった場合に離脱症状は起きやすくなります。身体の中に蓄積していた薬の成分は、毎日一定時間に薬を服用する事で、身体の状態を保っています。

身体にとっては習慣化した出来事なので、忘れるには時間がかかります。決まった時間に寝起きしたり食事をしたりする事も慣れですが、大幅に時間をずらしたり1日くらい休んでも体調に大きな変化は起きません。薬の場合、1日~3日程休んだだけで精神的な不安や不調、身体が苦しい、痛い思いをします。

パキシルの離脱症状が起きたら

うなだれる女性

離脱症状が起きてしまったら薬の服用が手っ取り早くてすぐに抑えられる手です。まずは一息ついて、冷静になってから今後の対処を考えましょう。薬をなんらかの理由でやめたい。断薬する意思が固まっているのなら、後は断薬方法です。まずは離脱症状が起きた原因を考えましょう。

原因が突然の断薬なら、ある程度身体にパキシルの成分が蓄積しているので、突然パキシルをやめるのは危険です。徐々に減らしていきましょう。

いつも通りにパキシルを服用していて起きた離脱症状なら、依存状態がかなり進んでいると考えられます。離脱症状を抑えながらパキシルを断薬まですすめるのは難しいでしょう。簡単ではありませんが、不可能でもありません。

パキシルの断薬

計画を立てる

いきなり断薬ではなく、減薬から始めましょう。徐々に減らしていく事が断薬成功の秘訣です。断薬にはおおよその期間を決めておくのが目標にしやすいでしょう。半減期が短くて依存しやすいデパスの離脱症状を例に挙げると、減薬から断薬までの道程は1年~2年だと言われています。

デパスよりも2倍の長さがあるパキシルの半減期ですが、離脱症状が起こりやすいので、目安としては1年~1年半近くかけて減薬を考えてもいいでしょう。調子が良ければ、もっと早く断薬できるかもしれません。

パキシルを減薬する場合

予定をたてる

主な減薬方法は少しずつ減らす。成功している方が多いのはこの方法ですが、2日に1回服用する方法もあります。ただこの方法はパキシルの半減期では離脱症状が起きやすい為、あまりお勧めは出来ません。


パキシルの減薬は、1年くらいの時間がかかると見て、減薬量は1ヵ月単位で減らしていきます。1錠分を服用していれば、ピルカッター等で4等分にカットし、4等分した分から1欠片分ずつ減らしていきます。2錠分の場合も同様に1欠片ずつ減らしていきましょう。

人によっては半錠ずつ減らしていく方法もありますが、急激に減らす事で日常生活に変化を与えたくない場合は1欠片ずつ減らしていく方が、身体に起きる変化を最小限に留められます。

パキシルだけでの減薬・断薬が難しい場合は、レクサプロなどの薬に交代したり代用して徐々に減らすという方法もあります。

パキシルを徐々に減らしていき、そろそろパキシル単体だけの減薬が辛くなってきたなと感じたら、レクサプロやジェイゾロフト、またはイフェクサーなどを使用しはじめる方法があります。その場合は、少量で開始します。

パキシルの離脱症状を感じなくなり、完全にやめても問題なくなれば、代わりに使いだした薬を代用薬からメインの薬に切り替えます。薬自体を服用中止する場合は、パキシルのように代わりに使いだした薬も少しずつ減らしていきましょう。

減薬する時期

減薬で薬の分量を減らしていく大幅な目安は2週間~1ヵ月ほど。薬の種類では1週間で減らして行く場合もありますが、パキシルの性質を考えると、早くても2週間、身体の負担を減らす事を考えると1ヵ月ほど。

減薬する際に気を付けなくてはいけないのが、目安とした時期が過ぎたり、期限が迫ってきて焦ってしまう事。減薬・断薬では焦りは禁物。焦ると正常な判断ができず、正しいと思っていた事も疑問に感じたり誤りに感じてしまう為、目安が迫っても過ぎても焦らず、慌てない。減薬・断薬は自分のペースで進めて行きましょう。

パキシルの半減期

時計

パキシルの半減期は14時間~15時間。SSRIの中で最も半減期が長いレクサプロが24時間~27時間なので、短すぎず長すぎず。服用回数は1日1回で効果を得られます。


服用開始から4時間~6時間程度で最高濃度に達し、それから少しずつゆっくり薬が体から抜けていく準備を始め、服用した分の約40%が体内に残ります。

体内に残った分が、毎日服用を続けて行く事で体の中に累積・定着していき、時間をかけて薬の濃度を保つようになっていきます。半減期の短さは離脱症状を起こしやすくなります。パキシルは効果の強い薬ですが、SSRIの中ではレクサプロや、ジェイゾロフト等の半減期の長い薬もあるので、パキシルはどちらかと言えば離脱症状が起きやすくもあります。

パキシルの副作用

お腹の痛み

主な副作用は食欲不振・吐き気・下痢・便秘・口の渇きなどの消化器系。特に性機能障害に伴う副作用が多い傾向にあります。射精障害・勃起不全・性欲減退・オーガズムを感じにくいなど。また、発汗などの自律神経系や眠気・不眠・頭痛・ふらつきなどの中枢神経系。 アクチベーションシンドロームの不快症状。

強すぎる効果により、治療を行いたい意欲や気分が向上せず、期待していなかった方向に活性化してしまった状態が、アクチベーションシンドローム(賦活化症候群)により、苛立ち、焦り、不安、パニック、攻撃的、衝動的、不眠、躁状態などの不快に思う症状が現れます。

これらの症状から躁状態になると完治した様に感じますが、その感覚は一時的なため、その後は強いうつ症状が現れるようになります。抗うつ剤を飲み始めた頃は副作用に悩まされる事もあるでしょう。

中でも多いのが吐き気や便秘、下痢などの消化器系です。副作用は長く続いても2週間程度で収まりますが、それ以上続く場合は服用中止し薬剤を切り替えるか、減薬して見る事も視野に入れてみましょう。

パキシルとお酒

お酒といえばビール

抗うつ剤に限らず大抵の医薬品はアルコールとの併用を推奨していません。アルコールも薬も身体にとっては異物同然の為、身体の中に取り入れられるように肝臓で処理されます。

その後吸収という段階に進みますが、アルコールとパキシルを併用した場合、同時に処理する事は難しいので、どちらかを先に処理し始めます。処理が溜まれば作業が順調に進まないのは臓器も仕事も一緒です。負担をかけないようにしましょう。

アルコールもパキシルも、抗不安効果があります。ならば相乗効果で効き目が上がらないか?と思いたくなりますが、良い事ばかりではありません。むしろ、アルコールのデメリットとパキシルのデメリットが2倍になる可能性の方が高まります。

記憶の喪失や吐き気や下痢、足元のふらつきなど、最悪死亡したケースもあります。ビール中ジョッキ1杯分を消化するのに4時間かかります。その点充分考え、お酒を取るか、パキシルを飲むか、どちらかにしましょう。

パキシルでなぜ頭痛が起こるのか

頭を抑える女性

パキシルで頭痛が起こる場合、服用を始めた1~2週間に起きる場合が多いようです。服用を始めて身体にパキシルが蓄積していき安定するまでの期間です。頭痛が起きる要因はセロトニンの過剰放出と分解だと言われています。セロトニンが増えだすと、その作用の影響で脳内の血管が収縮します。時間の経過と共にセロトニンが分解されていくと、脳内の血管は拡張します。

脳内の血管が拡張する事で、周囲を取り巻く三叉神経が圧迫されてしまい頭痛を起こします。身体の中でパキシルが安定していくと、セロトニンの増加と分解も安定していくため、頭痛が起きなくなります。頭痛の予防となる事も多いので、抗うつ剤の目的だけでなく、片頭痛の治療目的に使われる事があります。

パキシルで眠気がおきる

業務中の眠気

パキシルもそうですが、花粉症などの薬でも眠気を感じる事があります。どちらも共通しているのが、ヒスタミン受容体という神経部位に作用してしまう事で抗ヒスタミン作用を起こしてしまう事。ヒスタミンは中枢神経に作用すると興奮や覚醒作用を起こしますが、この作用が起きない様にブロックする事で、鎮静作用が生まれます。

パキシルで起こった眠気を利用する

眠気を利用して寝る

眠くなるのであれば、それを利用する方法も残されています。就寝前や夕食後に服用する事で眠気を利用して眠りに入る事ができます。利用する場合は、リラックスを促す入浴などは服用前に済ませておきましょう。


服用後に入浴すると、お湯につかっている間に寝てしまい、湯冷めして風邪を引くかもしれません。服用後に強い眠気を感じる場合はいつ眠りについてもいい状況に環境を整えておきましょう。

パキシルで不眠になる

深夜帯も眠れない

パキシルで起こる不眠は、眠れなくなるというよりも睡眠が浅くなり、数時間毎に起きてしまう。意図しない時間に起きてしまうと、再度眠りについてもまた目が覚めてしまったり、眠れなくて横になるだけになってしまったり、睡眠の質を下げてしまいます。

パキシルを服用する事でセロトニンが活性化し、興奮させたり脳を覚醒させたりするので、セロトニンの分泌が安定しなかったり過剰に分泌されてしまうと不眠を引き起こす場合があります。

ノルアドレナリンを増加させる為、意欲や学習能力を高め、集中力や判断力、作業効率を上げ、ストレスの耐性を強める効果があるため、仕事中にノルアドレナリンがドバドバ出てくれたら助かるのですが、これから眠りたいという時に分泌されてしまうと邪魔になってしまいます。

眠れない時は

お風呂に入る

飲み初めに不眠になる傾向が多いので、我慢できない程でなければ様子をみてパキシルを中止するか、継続するか決めましょう。しばらく使っていると不眠傾向が和らいでくる事もあります。


薬が身体の中に安定するまでは副作用は出やすいですが、あまりにも不眠が強いようなら、仕事中眠りそうな時間帯にあえて不眠の副作用が出るピークを持って来るのも、慣れるまでの対処法でしょう。

睡眠薬を取り入れるのも方法の1つではありますが、なるべくなら自分の生活のリズムの中に眠れるようなリラックスできる状況を盛り込みましょう。

体温がゆっくり下がっていくと眠りにつきやすくなります。生活を変えられるようなら、シャワー派の方はゆっくり肩までお湯につかる入浴法にしたり、食後の眠気をそのまま利用したり、枕や寝具を変えてみるのもいいでしょう。

自分のにおいがするものを嗅ぐと安心できる方もいるので、布団や枕などの香りをかいだり、アロマなどの香りが優しいものを睡眠前に導入してみるのもいいでしょう。

パキシルで性機能障害になった

性機能障害で関係に変化

パキシルはジェイゾロフトに次いで性機能障害という副作用が多いのですが、独身者だと気付かない事が多いのです。性機能障害にも様々な種類がありますが、よく見られるのが性欲、性的興奮、絶頂感の欠如です。


性的関心があったのに、全く性的な欲求を感じない、関心を無くすので、パートナーのいない方には気付きにくいのです。服用者の7割が性機能障害を起こすので、副作用としては起こりやすいといえます。

服用から半年ほどで3割~4割近くが改善していたというケースもあります。ただ、性生活でパートナーとギクシャクしてしまう場合もあるので、しばらく様子を見れないという場合は、減薬したり薬をかえたり、性行為に影響の出ない時間帯に服用するなど、方法は残されています。

夕食後や深夜帯に性行為を行う場合は、朝食時に服用するなど、いつも性行為を行う時間帯に薬の濃度が薄まるように調整してみましょう。

ちょっと変わったケースを挙げると、今まで2次元や2.5次元しか興味なかったのに、3次元の異性に興味を持ち始めたという性欲減退のケースもあるようです。この場合はセロトニンやノルアドレナリンの意欲や興奮などがうまくかみ合った結果でしょう。

パキシルで吐き気がおきた

吐き気を感じる女性

パキシルは脳内物質のセロトニンにきくように作られていますが、身体の中には脳内以外にもセロトニンが沢山分泌される場所があります。それが胃腸です。


脳内のセロトニンが分泌されれば意欲がわいたり興奮したりしますが、それが胃腸に働いてしまうと活性化したセロトニンにより吐き気が起こる場合があります。

吐き気は飲み始めの1~2週間に現れる傾向が多いようです。パキシルの成分が身体の中でまだ安定していない為、胃腸で沢山分泌されたセロトニンが意図せぬ方向に働いてしまうのです。

また吐き気は水分が不足している場合にも起こる事があります。吐き気や嘔吐は脳内にある脳幹が刺激されて起こります。嘔吐した際に水分を幾らか吐き出してしまう為、身体は水分不足になります。

これにより脱水が進むと全身の血液の流れも悪くなってしまい、さらに嘔吐や吐き気が起こります。吐いたばかりで気持ちは悪いでしょうが、水分不足に陥らないよう補給はしっかり行いましょう。

パキシルはなぜ下痢がおきるのか

冷蔵庫の中身

パキシルで下痢が起こる原因は、パキシルで吐き気がおきたで記述しましたので省略いたします。そもそも下痢が起こる原因は分かっているのでその対処法についてご紹介します。


普通の便の状態での水分量は70~80%と言われています。この水分量よりも多くて柔らかいのが下痢です。腸が正常に動いていれば水分のほとんどは吸収されます。腸内の動きに異常があった時、水分を吸収しきる前に下痢が起こります。

下痢が起こってしまっても、パキシルが体内で安定する1~2週間の辛抱ですので、それまでは下痢を起こしやすい以下の様な食べ物を避けてみましょう。

パキシルで痩せた?

体重に乗っても嬉しい

痩せる要因は、前述した吐き気と下痢によるのが主な要因です。その他、食欲が変わらないのにセロトニンやノルアドレナリンの増加で活動的になり、自然と代謝がよくなった場合。もしくは、太りやすい薬を今までに飲んでいて、パキシルに切り替えてから痩せたと感じる場合。薬を切り替えて痩せる場合は、一時的のケースが多いようです。

パキシルは太る?

つま先だけで体重を量ってみる

パキシルは飲み初めに吐き気、下痢などの副作用が起こるケースが多く見られます。その間は痩せたり食欲が落ちたりしますが、身体の中でパキシルが安定してくると食欲が戻ります。そのまま活動的になったり、食欲が増せば、食事量と消費量がかみ合わずに太ってしまうようです。

特に太りやすい傾向にある三環系抗うつ剤から移行したばかりの頃は下痢や嘔吐で痩せてくる為、副作用が落ち着いて気付いたら太っていたという事が多いようです。

抗うつ剤には心身にリラックス効果を与える為、反面代謝を落としてしまうのです。皮下・内臓脂肪にエネルギーを貯蓄しやすい身体になる為、脂肪が燃焼しにくくなり、太りやすい身体になります。

その上食欲を抑えるヒスタミンの抗ヒスタミン作用があるため、食欲が増し、更に太りやすくなります。対処法は3つ。運動する時間を増やし食生活、寝不足でないかなど、生活改善を行う。減薬して様子をみる。体重増加の傾向が少ない薬に切り替えてみる。

メリットとデメリット

思案中

メリット

デメリット

※アクチベーションシンドロームが起こる場合、特に2週間以内の投与初期に現れる事が多い。

パキシルもパキシルCRも副作用自体は起こるようですが、パキシルCRの方が緩やかに吸収されるため副作用の起こり方も少ない傾向にあります。しかし、緩やかに吸収される事から効果があるのか、効いている感覚がないためよく分からないといった事も服用者には起こっているようです。

服用者にとっては効果がはっきり出ている方が良いという意見もあれば、医師側からは離脱症状があまりない方が結果的にはいいという意見もあります。医師との疎通が上手くいっている関係性であれば、処方してもらう薬は話し合っておいた方がいいでしょう。

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