レクサプロは副作用や離脱症状のリスクが低く、高い安全性と効果に秀でたバランスが特徴です。

レクサプロの効果

レクサプロ

不安や気分の落ち込みに関係するセロトニンだけを選択して作用する為、副作用も控えめ。一般的な抗うつ剤と異なり、増薬期間を設けずに開始から治療に十分な有効用量の10mgで使用可能。レクサプロは早くて1週間で効果を感じられ、うつ病他、不安障害等も効果があると判明。以下の障害にも効果が期待されています。薬価や効果、副作用のバランスが取れています

作用効果

適応疾患

通販ではレクサプロの薬単価は1錠10mgが38円。1日1錠の服用でいいので、30錠分購入しても1140円です。一方、病院で10mgを30日分処方となると、3,816円かかります。日本国内の病院では、まだレクサプロ・ジェネリックが認可されていない為、通販の方が薬の単価が安くなるのです。

レクサプロの用量

疑問をひらめきに

5mg、10mg、20mgの種類があり、1日の最大用量は20mgです。効果の持続時間が長く、ゆっくり身体から抜けていきます。身体の中から薬が排出されていっても、効果を感じる事ができます。その為、1日1回の服用で十分なのです。

眠気を感じる事もある為、就寝前や、夕食時に服用するケースが多くみられます。1日1回なので、服用のタイミングは自分が服用しやすいタイミングを決められます。

副作用が気になる場合や、初めての場合は、5mgからはじめても良いでしょう。服用を始めてその日に効果は得られません。服用を続けて、4~5日頃に身体の中で薬が安定し始めます。早い方は、4~5日頃から効果を感じ始めます。

通常は薬を続けて1週間頃から効果を感じ始めます。副作用が辛い場合は、1錠分をピルカッターなどで割り、半分にして1日2回の服用に分けるという方法もあります。

それでも副作用(酷い吐き気、重い倦怠感、酷い眠気)などが起こった場合は、服用を中止しましょう。

レクサプロとは

薬の服用

SSRIの中でも最も新しい薬がレクサプロです。海外では2001年頃から使用されていました。効果と副作用のバランスに優れており、日本でも2011年に発売されてからは期待通りの効果に医療の現場でも処方数が年々増加傾向にあります。

この薬は日本国内では未承認ながらも海外では人気のあるシタロプラムという薬からセロトニンだけに作用するS体という部分だけを取り出したものとなります。セロトニンは精神を落ち着かせる働きを持つ神経伝達物質です。

うつ病・うつ症状に使われる薬の一種にSSRIと呼ばれるものがあります。現在SSRIには4種類あり、その中でも最も最近国内で認可されたのがレクサプロです。セロトニン系の神経に働きかけて、抗うつ作用を発揮します。

脳内にセロトニンが十分にあれば心が穏やかになりますが、うつ病患者の多くはこのセロトニンが不足することで精神が落ち込んでしまいます。そこで、SSRIであるレクサプロを服用することでセロトニンの濃度を上昇させてうつ病を改善するのです。

レクサプロの大きな特徴の一つは、他のSSRIに比べると効果が出てくるまでの期間が早いという事です。その期間は大体1週間で、他の薬に比べると1週間ほど早くなっています。特徴を一言で現すならば、高い効果に少ない副作用。そのため効果と副作用の面で非常にバランスの取れた優秀さを持ち合わせています。

高い効果が期待できる薬ですが、離脱症状が起こりにくいのが特徴です。そのため服用中止、もしくは他の薬に切り替える時期等も徐々に薬の量を減らす必要は、殆どありません。

様々な抗うつ剤、SSRIの中で比較しても、安全性の高さ、有効性の高さはトップクラス。有効性の高さだけであれば他の薬剤も優秀なものはありますが、安全性と有効性の両方を併せ持つレクサプロは、金額面も含めて総合的に判断すると非常に優れたSSRIでしょう。

ちなみにレクサプロは病院で処方されるよりも、通販で購入する方が節約できます。その理由についてはレクサプロ(ジェネリック)の薬価をご覧下さい。

レクサプロの副作用

病院内

レクサプロの大きな特徴は、安全性の高さです。従来のSSRI薬は効果が高いものは副作用の危険性も高いというのが一般的でした。従来の欠点を解消することで効果と安全性のバランスが改善され、多くの患者が安心して服用できる医薬品となりました。


従来のSSRIの副作用として多く見られる口の渇きや悪心、便秘もほとんど見られません。非常に安全な薬ですが、服用の初期には稀に頭痛や眠気といった症状が出ることがあります。抗うつ薬の主な効果は、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンなど脳内物質を増加目的に使用されます。薬によっては、眠気を司る物質にも作用する事があります。

レクサプロの特徴から考えても眠気にはあまり左右しにくいにも関わらず眠気を感じる方がいるのは、服用者の体質や代謝する能力に作用されているからです。レクサプロが日本でも処方されるようになり、全体の約2割に眠気が現れたという報告があります。多少眠気を感じる程度も含まれた数値なので、眠気が辛くて服用を中止したという方はほとんどいません。

服用開始から軽い眠気を感じる場合は、服用を続ける事で感じにくくなっていきます。眠気の感じにくい感じやすいに差があるのは、服用者の体の機能に違いがある可能性があります。多くの薬は肝臓によって分解され体内に巡ります。レクサプロも例外ではありません。肝臓の酵素が足りないとされている方は日本人には約20%もいます。肝臓の酵素が足りずに分解がされない、されにくい状況の為、眠気を感じる人も現れるのです。

眠気は不利益だけではなく、不眠に悩む方にとっては副作用によって起こる眠気で不眠治療を行う事も出来る為、あえて処方する場合もあります。生活に支障のない程度の眠気ならば様子を見て慣れるのを待ちましょう。強く現れる場合は薬を分割して1日の服用回数を増やして血中濃度を安定させ、眠気を抑えるといった方法もあります。就寝前に1日1回服用する方法もあります。

成分比較表

よく体質や体格の違いを個人差の問題として薬の効き具合に引き出されるのは、こうした事情も含まれています。ちなみに欧米人には肝臓の酵素が足りない方は約5%の為、それほど眠気に対して問題にはなっていないようです。遺伝子によって効きの良し悪しもあるので、減量しても副作用ばかりが目立ち効果が実感できなければ他に合う薬を探してみましょう。

軽微な副作用の症状が出たとしても毎日決められた量と回数を飲み続けることで2週間程度で効果を実感することができます。薬に対する耐性ができやすいので、服用を続ける事で次第に吐き気等副作用を感じなくなるケースも多々あります。病院などで処方される場合だと、一緒に吐き気止め等を処方してもらう事も可能です。

精神科以外でも処方しやすい薬として、多くの所で利用されていますが、妊婦への投与は注意しなければいけません。基本的にはリスクと有益性をよく考え、投与する方が有益と判断された時のみ処方されます。授乳中は母乳に薬の成分が移行してしまうので、レクサプロを服用中は授乳をやめるか、授乳中の服用は中断する方が望ましいでしょう。

QT延長症候群という、心電図のQT時間が延びる事で致死的な心室性の不整脈を生じる可能性がある事を、薬剤に添付されている説明書に記載されています。2010年以降に薬の認可が一層厳しくなったため、定期的に心電図でチェックするように注意喚起されています。しかし、その他の薬(SSRI)とリスクはそれ程大きく変わりません。

レクサプロで頭痛がおこるのは

目頭を押さえる女性

頭痛が起きる人もいればおきない人も居るのですが、頭痛がおきやすくなる原因は、セロトニンを狙って作用するレクサプロの特性からくる副作用です。

レクサプロを服用すると、脳内の神経伝達物質であるセロトニンに作用します。その際、脳内にある血管が収縮、拡張する事によって、頭痛が起きやすくなるのです。頭痛が起きるという事は、レクサプロがセロトニンを増強する事に成功したという事でもあるのですが、それによって頭痛が起きるのでは複雑な心境ですね。

SSRIの中で比較すると、パキシルよりも若干頭痛が起きにくいレクサプロですが、ジェイゾロフトよりは若干起きやすい傾向にあります。若干というのは、頭痛が発生する頻度が0.5%未満だと報告されています。とはいえ、SNRIよりも頭痛は起こりにくいとも報告されています。普段から頭痛を感じやすい人は、更に頭痛を感じやすくなる恐れもあります。

レクサプロの服用方法

薬を服用する女性

服用から4時間程で吸収されたレクサプロ(有効成分:エスシタロプラム)が血液中の濃度が最高値に達します。服用から4~5日で体内の濃度が安定しますが、個人差もあります。服用から効果が現れるのは2週間目~、早くて1週間で実感する事もあります。1日1回朝か夕に服用します。

一般的には夕方に服用する事が多いですが、服用者のタイミングで朝か夕の投薬でも問題ありません。副作用が出る事が心配であれば、半分の用量5mgから始める事もできます。

血液中の最高濃度が半分になる半減期は30時間。他のSSRIと比べても代謝・排泄されにくいのが特徴なので、薬を服用していなくても130時間は体内に残ります。開始用量も1日1回10mgなので、初めてでも開始しやすく、服用中止したい場合も離脱症状が起き難い点も、レクサプロの有益性を高めています。

レクサプロ(ジェネリック)の薬価

比較

レクサプロは日本では発売されたばかり。日本では2011年の発売なので、特許が切れてジェネリック医薬品が発売されるようになるのは早くても2020年以降です。ですが、海外では既に個人輸入で購入できるレクサプロのジェネリックが存在します。

インドで2005年に法改正があり、2005年以降に製造販売された薬に対してすぐにジェネリック医薬品を製造販売する事は禁止されてしまいましたが、それ以前に製造販売された薬は現在も流通可能です。2001年に製造販売されたレクサプロのジェネリックも例外ではなく、現在も先発医薬品であるレクサプロ、後発医薬品であるレクサプロ・ジェネリックのエスシタデップは個人輸入で購入する事ができます。

先発医薬品であるレクサプロを病院処方で購入する場合は薬単体の薬価だけで見ても、新しい薬なので価格は安くありません。

病院処方 レクサプロ 1錠あたり 日数 負担額
全額負担 10mg 212円 30日分 6,360円
3割負担 10mg 127.2円 30日分 3,816円

参考までにお薬なびで取り扱っているレクサプロ・ジェネリックのエスシタデップの価格を記載します。※お勧めの個人輸入代行サイトお薬なび参考価格です。

通販 用量 1錠あたり 日数 薬代
レクサプロ
(ジェネリック)
5mg 33円 30日分 990円
レクサプロ
(ジェネリック)
10mg 38円 30日分 1,140円
レクサプロ
(ジェネリック)
20mg 47円 30日分 1,410円

病院処方では3割負担した薬代だけでも30日分で約4000円、そこに診療費や交通費も負担するので総合的に見ると月々の負担は高くつきます。個人輸入の魅力は、病院での待ち時間を無くし、自宅でも出先でもネット環境があればスマホ、パソコン、タブレットから注文が出来る事。誰にも知られず自宅へ配送や郵便局留めに出来る事。病院からの処方もいらず、病院で処方されている薬と同じ有効成分のジェネリックを、通販だからこそ安く購入できます。

レクサプロの安全性

安全性

レクサプロは安全性も高い薬ですが、その安全性に慣れてしまうと、油断をしてしまいます。これくらいならいいだろうと禁忌であっても破ってしまったり、自分の体質なら大丈夫と過信してしまう事があります。


セロトニンを狙って増やす手助けをする仕組みなので、基本的には副作用は少ない薬です。しかし、安全性を身をもって知っている人は、油断をしてしまいます。

1日中効果が続く薬の為、「うっかり飲み忘れ」をする事があります。2日程度なら大変な事態を引き起こす症状はすぐに現れません。セロトニン不足によって抗不安状態や、レクサプロを服用して体調を保っている状態で2~3日レクサプロを飲み忘れてしまうと、身体からはレクサプロが抜けた状態になります。

3日も飲み忘れてしまうと、それまでの生活でセロトニンを増やす生活に戻していなければ、セロトニン不足に陥ります。薬が抜けて、セロトニンが足りない状態でいると身体は枯渇状態に。

これまでの抗うつ剤に比べ離脱症状の起きにくいレクサプロも、3日も間隔を開けてしまうと離脱症状の様な状態になります。服用したりしなかったりという日々を送っていると、身体の中でセロトニンが枯渇したり増えたりと忙しくなり、レクサプロの服用を突然飲まなくなると、脳内では急な出来事に対応しきれずパニック状態になります。

レクサプロの安全性は服用を続ける事と、中止する場合は、少しずつ断薬する方法で安全性を保つことが出来ます。

レクサプロが効かない?

疑問が尽きない

効かないと感じるケースによくあるのが、レクサプロを服用する前は、レクサプロよりも強い薬(デパスエチラームなど)を服用していた。効果の強さや即効性が高い薬からレクサプロに変えたら効かなくなったというケース。

レクサプロは4~5日程で身体の中に効果が安定し始める薬です。即効性がないので効いていない気がする、もう少し様子をみてみると効いてきたという事もあります。早くて1週間で効果を感じ始めるので、副作用が辛くなければ、10日程様子をみてみましょう。

薬の合う、合わないを判断するときの1つに副作用がありますが、辛い症状でない限りは最大2週間程様子をみます。10日経過しても効果を感じない、副作用しかない場合は、中止しましょう。副作用の多くは10日~14日間程で安定してきます。まずは様子をみて、それから続けるか判断しましょう。効かない理由は、薬と体質の相性の良し悪し以外にもあります。

アルコールと併用していないでしょうか?アルコールは肝臓に負担を与える為、薬の効きを強くしすぎて副作用を起こしたり、効かなくしたりします。薬と相性の悪い柑橘系のジュースや牛乳で服用していないでしょうか。

食べ物との組み合わせが悪くて副作用を強くだしたり、栄養剤と一緒に飲んで嘔吐する事もあります。使用上の注意は必ず守りましょう。

参考サイト:注意したい薬の飲み合わせ、食べ合わせ

レクサプロとアルコール

薬とアルコールの併用

とても稀ですが、レクサプロ服用中や、レクサプロの服用を2~3日に1回の間隔で服用している方の中に、アルコールとレクサプロを併用してしまう方がいます。アルコールと併用してしまう方の多くは、お酒に強い人や、お酒の席で断れない人です。普段、どれだけ飲んでもお酒に酔わない人や、二日酔いがない人は、自分の酒量に自信があります。

どの程度飲めば酔わないか、酔うか分かっているからこそ注意を怠ってしまったケースがあります。デパスでもアルコールとの併用は危険だという事を記述しましたが、デパス、レクサプロ、抗うつ剤に限らず、薬や栄養剤等とアルコールの併用は危険です。

アルコールと併用する事は、肝臓に多大な負担を与えるだけでなく、アルコール依存症になりやすい弊害もあります。避けるべきというよりも、飲まない意思を持ちましょう。アルコールによってある程度、注意力や判断力がおちている状態でレクサプロを服用すると、副作用が強く出る場合があります。

強い吐き気、嘔吐、失神、強い眠気、記憶の曖昧さ、ふらつきなど、軽く上げてみましたが、この症状が外出先で起こってしまったらどうでしょう。歩道、側溝、道路、線路、池、川、海。夏でも冬でも危険な場所は沢山あります。アルコールと一緒に副作用が強く出た状態で外で過ごした時、最悪のケースに陥る可能性もあります。

レクサプロの離脱症状

お腹を押さえる

自己治癒能力の高い人間の身体は、環境によっても体調を変化させたり、精神の安定・不安定によっても体調を変える事ができる不思議な能力をもっています。過酷な環境では身体は強く逞しくなり、甘やかされた環境では身体は怠惰を極める。嬉しい時は身体も軽くなり、落ち込んだ時はなんだか足が重たくて歩く気力もない。自分自身や周囲に当てはまるような人物はいるでしょうか。

人間の脳と心と身体はリンクしているのに、上手くかみ合わない事もあります。セロトニンを増やす為のサポート役として、レクサプロは脳内で活躍してくれます。レクサプロを飲み始めてすぐの頃は、全く身体に馴染まないのですが、4~5日もすると体内に蓄積していくようになります。

身体の中に安定していくレクサプロを迎え入れる為に、いつしか身体もレクサプロが体内に入ってくる前提で身体の準備を整えます。ですが、突然それを止めてしまったら?

自分の意思で飲まないと決めた上で、レクサプロを服用していない事は知っているはず。身体の中はレクサプロが迎え入れる準備が出来ていたのに、いつまでたっても身体の中に入らないので身体の中は大慌てです。いつまでたっても身体の中に入ってこないレクサプロを、身体が諦めてくれるまで、離脱症状は続きます。

レクサプロを減薬するために

計画を立てる女性

レクサプロの減薬も基本的には少しずつ、マイペースで行うことが大事です。焦らずゆっくりが基本です。減薬をすると決めたら、減薬と平行して行うことがあります。

セロトニンを自力で増やすのです。元々、セロトニン不足を補う為にレクサプロで代用しているので、レクサプロを断薬成功しても、セロトニンが必要な分だけ確保できていなければ、断薬の意味がありません。セロトニンを増やす生活をしつつ、減薬を行い、最終的に断薬を行います。

1日1回の服用で長く効いてくれる薬なので、服用しているレクサプロをピルカッターなどで半分に割り、減薬を行います。いきなり半分では離脱症状が辛いという場合はは、4等分してみましょう。

1錠を4等分し、4分の3錠服用します。慣れてきたら4分の2錠、4分の1錠と減らしていきます。そうして最終的に、服用する日数を、2日に1回、3日に1回と服用する間隔を長くしていきます。

1週間に1回で問題ない日が続けば、断薬まですすめて成功できる方がほとんどです。辛かったら元に戻して、少しずつ減らす方法を取りましょう。20mgや、10mgではこの方法ですが、5mgの場合は、上記の方法か、服用しない日を増やしていくという方法が良いでしょう。

セロトニンを増やす方法については、詳しくご紹介している場所がありますので、下記をご覧下さい。

レクサプロを妊娠中に使用

妊娠中の女性

服用中に妊娠が発覚!そこで一番気になるのは、赤ちゃんへの影響。服用しなくてはいけない状況なのに服用できない。これも辛いです。気になるのはそれだけではありませんが、ひとつずつ疑問をなくしていきましょう。

気になるのは次の3点です。

まず、生まれてくる赤ちゃんへの影響について。現在のところ奇形児が生まれやすいという事はありません。ただ、絶対に生まれないという事でもありません。人間での危険性は確認されていませんが、動物実験で行った場合、有害作用を示したという報告があります。

絶対的な安全宣言はできませんが、現在のところ大きな問題は起きていないというのが見解です。胎盤を通って少なからず赤ちゃんにレクサプロの成分は伝わっています。多少なりとも影響はあれど、その危険性がどの程度なのかはっきりわかってはいないのです。

ただ、危険性が定かでなくても母体である母親がレクサプロを服用しなくてはいけない状況なら、すぐに投薬を中止するよう無理強いはできません。母親の身体や精神状態が安定してこそ、無事に出産を迎えることができるのですから。

レクサプロを妊娠中に使うリスク

母親と赤ちゃん

妊娠発覚後にレクサプロを断薬、減薬を行えば胎児への影響は少ないと見て良いでしょう。気になるのがやめられない場合。妊娠中のレクサプロの使用は推奨されていません。禁忌ではないけれど、様子をみながら少量投薬を続けるという事なら続けていけそうです。


妊娠初期といわれる妊娠12週の辺りまでは、赤ちゃんの基礎が出来てくる時期。赤ちゃんの臓器や形が出来始める頃なのです。その時期に母親が口にする栄養以外で薬を摂取するのは、危険性が定かでない以上はあまりオススメはできません。

極論になると母体を優先するか、赤ちゃんを優先するかになってしまいます。ただ、あくまでも赤ちゃんを出産するのは母親です。レクサプロを必要としている状態の母親から、レクサプロを断薬させた場合を考えて見ましょう。

レクサプロが必要な状況の母親から赤ちゃんに影響がありそうな薬を断薬させ、子供が安定するまで我慢してもらう。
出産後の赤ちゃんの影響を考慮しつつも、妊娠中もレクサプロを服用したままにする。

どちらに負担を置くべきか、こればかりは服用している母親の状態と赤ちゃんとの問題になってしまいます。

レクサプロは妊娠中も大丈夫?

母子の触れ合い

妊娠初期といわれる妊娠12週の辺りまでにレクサプロを服用していた場合。心臓に関わる病気、心室中隔欠損症を発症するリスクが多少上がるといわれています。心室中隔欠損症はレクサプロを服用したいた事で発症する病気ではありません。心室中隔欠損症は一般的に発症する可能性の高い心臓の奇形です。

リスクの高い低いに関わらず心臓に関する病気なので、やはり心配です。リスクが高まる事を考えたら、避けた方が望ましいというのが現状です。出産後、生まれてきた赤ちゃんに見られるのが鎮静作用による元気の消失ですが、これは一時的なものです。多少なりとも胎盤を通してレクサプロの成分が流れ込んでいた為、薬の成分が抜けきるまで離脱症状が起こる可能性があります。

嘔吐、低血糖症状、元気がない、泣き止まない、チアノーゼ、てんかん発作、呼吸困難などの離脱症状起きたという報告もあります。

授乳への影響

授乳中

海外でレクサプロを授乳中に服用した例を見てみると、レクサプロは授乳時に赤ちゃんへ流れてしまう成分はSSRIの中でも比較的大目だという報告が出ています。授乳中に服用しても、危険性は見られず安全も確認できてはいますが、製薬会社としては、絶対に安全ではないと言い切れない事なので、推奨はされてはいません。

授乳はしたい、でもレクサプロの服用をやめたくない場合もあるでしょう。製薬会社の見解は授乳中のレクサプロ服用は推奨できないが、医師の見解では、レクサプロを服用中も授乳はした方がいいと考えられています。医師が服用中も授乳した方がいいという理由には、母乳に含まれる成分を重要視しているから。生まれたばかりの赤ちゃんには免疫がありません。

母乳は免疫を得るための大事な栄養ですが、母親と赤ちゃんにとって授乳中はスキンシップを取る大切なイベントでもあります。オキシトシンという幸せホルモンで母親を満たしてくれるので、服用中も授乳を勧めているのです。ならば間を取って、出産後2ヵ月はレクサプロの服用を控えつつ授乳し、以降は服用するのが良いのではないかと提案される事もあるようです。

生後2ヵ月頃までは、薬の成分を分解する肝臓、尿を作り出す腎臓、レクサプロが作用する脳にも未発達な部分も多いため、安全を考慮するなら、その期間は授乳を優先してレクサプロを控えましょう。

レクサプロを服用しなくても、子育てや夜鳴きなど、産後うつに耐えられるか心配になるかもしれません。母親の状態が安定しなければ、子育てにも気が回らなくなります。

レクサプロを服用しながら授乳する場合は、服用後に血中に行き渡る薬の成分がピークを迎えるまで、迎えてから薬が排出されていくまでは授乳をしないなど工夫もします。産婦人科の医師にレクサプロを服用した方がいいか、しても問題ないか相談しながら継続するか、減薬、断薬するかを決めましょう。

レクサプロは太る薬?

体重が増えた

抗うつ剤は太る可能性のある薬です。食欲を抑えるヒスタミンを抑制する機能と、リラックスを促す作用がある為、食欲が増え、脂肪燃焼しにくい作用に繋がる為、太ってしまうのです。それでも、三環系、四環系、Nassaに比べると、レクサプロは太りにくい部類に入ります。増加するかしないかで言えばする方に入りますが、それでも少し増える程度です。

それでも増える場合、間接的に太った事を考えてみて下さい。精神状態が落ち着かなかった頃に比べ、レクサプロで食欲が増えたのなら、心が安定している事でもあります。

緊張したり不安に思っている時より、リラックスしている時の方が食欲が出る。リラックスしている時間が増えたため、運動するより、食事をしたり室内で落ち着いている時のほうが多い。前より食事が美味しい。レクサプロを服用していて太ったケースは上記のような場合が多いようです。

レクサプロで痩せる条件

体重が痩せた

痩せる場合もあります。服用し始めの頃、セロトニンにきくレクサプロは、嘔吐、下痢などの副作用が生じる事があります。脳内のセロトニンは2%、胃腸にあるセロトニンは90%を占めます。服用を始めて安定してくるまで1週間~長くて2週間頃までは嘔吐、下痢などの胃腸系の副作用が続く事があります。その時にやせたケースがあるようです。

そこを乗り越えて安定してくると、心が安定して活動できるようになる為、運動を始め足りする事で、痩せていくようです。そこから食事が美味しく感じて太ってしまう事もあるので、痩せ始めたからと言って食べ過ぎるのは気をつけましょう。

他に考えられる理由としては、三環系、四環系、Nassaなどの太りやすい傾向にある薬から切り替えた場合。太りやすい薬からレクサプロに変えた事で、痩せた様に感じるケースもあるようです。

レクサプロのメリットとデメリット

メリットVSデメリット

<メリット>

セロトニンを狙って作用する為、副作用が少なく抑えられています。全般性不安障害、社会不安障害や強迫性障害にも効果があるとされています。うつ病、PMS(月経前緊張症)、パニック障害にも効果が確認されています。1日1回の服用でも効果を持続させる為、服用間隔を減らしたい方や長く効く薬を求めている方には利点があります。

効果の強い薬は副作用も目立ちますが、SSRIや三環系、SNRIと比較しても、抗不安効果がありながらレクサプロは最も高い安全性を維持しています。効果の強さ、高さは三環系にも匹敵します。離脱症状のリスクも低いので、デパスのような激しい離脱症状に襲われる可能性は低くなります。効果や副作用のデメリットを考えて、自分に合う、合わないを決めましょう。

<デメリット>

レクサプロの特徴は抗不安への効果の強さ、安全性の高さ、副作用の少なさ、持続力の高さです。レクサプロは早くて1週間で効果が現れます。4、5日で血中濃度が安定し始め、薬が切れた場合も130時間効果を持続させます。その為、身体に慣れていないうちは吐き気等の副作用が起こる場合があります。多くの場合は慣れてくる為、1週間~2週間程で嘔吐感は落ち着いてきます。

全体的に副作用は少ないという報告が多めです。その他SSRIと比べても少ない副作用ですが、QT延長症候群という、心電図のQT時間が延びてしまい、致死的心因性の不整脈が起こる可能性があります。

性機能障害が起こる可能性があるため、男性よりも、女性の方が向いている薬です。(性機能障害には様々なパターンがあります。EDとよばれる症状が起こる場合もあれば、パートナーがいない場合に性機能障害が起こり、パートナーがいる場合には問題がない事もあるようです。)

レクサプロが向いている人

仕事中の男性

抗不安に強い効果を持つ薬の多くは、副作用に眠気を生じる事も多いです。レクサプロも眠気を生じる事がありますが、副作用として感じる割合は低めです。不眠で睡眠薬を必要としているのであれば、就寝前や夕食後にレクサプロを服用し、睡眠薬代わりに服用する方法もあります。

1日1回の服用のため、デメリットや副作用を感じたら、その副作用をメリットに変えられないか考えて見ましょう。服用時間や間隔に縛られない為、仕事、家事を今までどおり続けつつ、治療していきたい方に向いています。SSRIの中でも、比較的早めに効果を示してくれるので、1週間程度で効果を実感し始めたい方に向いています。

少ない容量でも効果を実感でき、5mg、10mg、20mgと、薬の種類も豊富で、ピルカッターなどで半分に割り使うことも出来る為、安く買って節約したい方にも向いています。

エスシタデップ(レクサプロジェネリック)

エスシタデップ

エスシタデップはレクサプロのジェネリックで、インドのシプラ社が作っています。うつ病やうつ症状に効果がある薬で、それ以外にも摂食障害やパニック障害等にも使う事が可能です。気分が沈んだままになっている、やる気が出ないという気持ちを改善し、気持ち自体を楽にする働きが期待できます。

1日1回服用すれば良い薬ですが、服用する事によって副作用を感じる事も少なくありません。その主な物が不安、混乱、下痢、けいれん、動悸、めまい等です。沢山飲み過ぎない事、また増量する時は1週間以上空けてから行う等の注意が必要となります。

まだ国内では認可されていない薬なので、病院で処方してもらう事はできません。手に入れる時は海外医薬品の個人輸入を行う必要があります。

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