エチラームは抗不安効果の強さ、即効性、肉体の痛み和らげる効果を持つジェネリックです。

エチラーム

エチラーム

エチラームは、デパスのジェネリックです。効果、作用、副作用などに大きな変化はありません。デパスのジェネリックに限らず、ジェネリックを発売できる条件、ジェネリックだと認められるには、先に発売された薬であるデパスと効能、効果がかわらない事が前提です。

デパスをご紹介したページでも効果、作用、副作用はご紹介していますが、簡易版でこちらでもご紹介します。詳しく確認したい場合はデパスのページをご覧下さい。

エチラームは脳内の神経伝達物質、GABAに作用します。GABAは脳内でリラックスや眠気などに大きく関わる神経伝達物質で、脳内で活動する神経細胞を抑える働きがあります。

睡眠不足で悩んでいる時や、ストレスがたまりすぎて疲れているとき、GABAが疲弊して上手く活動できない状態にあります。そのGABAの活動環境を整え、働きやすくしてくれるのがエチラームの成分です。

脳の活動を抑えるといってもイメージし難いですが、不安な気持ちを抑えたり、眠くなるのを促したり、身体の緊張を解したりと、リラックスするのに必要な状態に身体を導くのがエチラームの役割です。

不安に対する抗不安効果、眠気を促す催眠作用は、強めの効果を示します。身体の緊張を解す筋弛緩作用は強くも無く、弱くも無くという程度です。

デパスとジェネリックの効果

ジェネリック

ストレスと大きく関わるのがGABA(ギャバ)です。ストレスを和らげリラックスを促すGABAは、和食や魚介類に多く含まれるのですが、和食文化から欧米文化に移行しつつある現代の食事事情では、もう簡単に補えなくなっています。

ストレスと闘う為に簡単な食事と睡眠時間を削り、GABAをすり減らす現代日本人は、薬やサプリメントに頼らざるを得ないような環境です。

ストレス値が限界まで達すると、身体の痛みや精神に休みを与える為に、うつ病を発症します。うつ病だけでなく、パニック障害や神経症など、様々な手段を使って身体が休ませようと試みます。

エチラームには、不安を感じたり、身体に痛みを感じたり、身体が強張ってしまう症状に処方されます。先発医薬品としてデパスが有名ですが、デパスのジェネリックとして発売されたエチラームも、効果、効能、作用時間、副作用は、変わりありません。

デパスだとちょっと高いという方に向けて、エチラームは使用されてきました。短時間ながら、即効性があり、精神と身体の両方に効くので、頓服薬として使用されたり、1日に複数回利用する方法や、睡眠導入剤としても使用するなど、外科、内科、診療科など、分野を問わず使われてきました。

デパスとジェネリックの副作用

副作用

効果が強いエチラームですが、効果の強さに比例してしまうのが副作用です。効果が強い分、副作用も強く出る事があります。主な副作用には、睡眠作用による日中の眠気と、睡眠の質が下がってしまうなどです。眠気を促すのも得意とするのですが、その分、浅い眠りを引き起こしてしまい、眠りが浅くなった分、翌日の日中に居眠り、眠気を引き起こしてしまう副作用もあります。

即効性や抗不安作用が強い為に、エチラームを服用しないと不安を感じてしまう、落ち着かないなど、依存性の強さもあります。服用すると強く感じるような不安も和らげる効果があるため、身体からエチラームの成分が排出されてしまうと、強い不安を感じるようになってしまいます。即効性がある分効果時間も短い為、再度服用する間隔も短くなってしまいがちです。

筋弛緩もある程度確認できる為に、筋肉が緩んでしまい、ふらついてしまう事もあります。筋肉を緩める作用は身体が緊張して強張ってしまうのを解す役割を持ちますが、逆に緩めすぎてしまい、転倒の恐れも出てきます。

メリットの高さを上げると非常に魅力的なエチラームですが、その分、効果の高さに比例して副作用の強さも目立ちます。ハイリスクハイリターンな薬なので、小児への使用は危険性が確認できていません。高齢者や妊婦、授乳中の方へは推奨されていない薬です。

エチラームの半減期

時計

半減期もデパスと同様に、5時間~6時間くらいです。半減期とはざっくり簡単な例を挙げると、薬の効果が薄れてくる頃、効果時間が切れる頃合を意味します。

たまに薬を服用している程度だと、薬の切れてきた頃合なんて言われてもよく分からないかもしれません。薬を毎日服用していると、身体や心に違和感(痛みなど)を感じるので、薬の切れてきた頃合が分かってくるのです。

身体の中に吸収されたエチラームは血液に乗って身体の中へ薬の成分を届けるのですが、少しずつ身体の中に行き渡るエチラームが、1番効いてくる時間が服用から3時間が経過した頃。

血液の中の薬の濃度がピーク(服用から3時間)を過ぎると、その後は徐々に血液の中に流れていたエチラームが薄れていきます。ピーク時を起点とした血中濃度半減期は約6時間ほど。それから少しずつ身体から出て行くために身体から排泄物と一緒に排出されます。

服用年数や回数によっても半減期が変わってきます。体質によって効きの良し悪しはあれど、大抵の場合はピークが3時間、その後5~6時間で効果が切れると言われています。

少し細かくなってしまいましたが、普通に服用する分に関しては、大体どの位で効いてきて、どの位で効果が切れると覚えていれば、困る事はありません。

デパスは医者から処方される薬なので、自分の身体にどの程度効いてどれ位で効かなくなったか、おおまかな目安を伝えれば、医師には伝わるはずです。

エチラームの作用時間

薬と時計

服用して20~30分頃に効果を感じ始めます。それから3時間が経過する頃が効果のピークに達する時間の目安です。服用開始からの効果時間、成分が作用している時間はおおよそ5~6時間ほど。

服用日数が短い場合や、服用量が少ないほど、効果時間が長くなる傾向にあります。長年服用していると年月が経過する事で薬の耐性が付きやすくなります。

服用量が多いと、短い期間であっても薬の耐性が付きやすくなります。長期服用と、多量服用は、身体の中に薬を取り込む時間や量が増える事で耐性が付きやすくなります。

耐性が付くと、薬の効果を感じる時間も短くなります。初めは6時間持続していたのが5時間、4時間と、持続時間は服用するたびに徐々に短くなっていきます。効果が短くなると服用回数も増えていくため、自然と薬に依存していくようになります。

依存を防ぐ為には、服用回数を減らしたり、服用量を減らす事が大切です。長期服用や多量服用に心当たりが無いのに、エチラームの効果をなかなか感じられない場合もあります。同じ量、同じ服用間隔でも、人によってエチラームが効きすぎたり、丁度良かったり、効き難い場合があります。

症状の重さや、症状の軽さ、症状が間違っているという可能性もあります。エチラームに限らず薬全般に言える事ですが、症状に見合った服用の仕方をしているのに、薬の効き方に個人差がある場合、体質で異なるという結論が出されます。

症状に苦しんでいると体質で異なるで片付けられても困ると思いますが、実際、服用している方の体質で効き方は変わります。身体の大きさや、腸の吸収率、肝臓の代謝能力、腎臓の排泄能力などは、一人ひとり細かく変わってきます。

外見は健康体そのものでも、内臓が健康かどうかは、検査や日常生活を見てみないとわかりません。エチラームを処方されて、以前より用量が多い、少ない、配合率が変わったと感じたら、効きの良し悪しを判断されたのかもしれません。

エチラームの依存と離脱症状

薬を見つめる女性

エチラームにもデパスのように、依存性や離脱症状はあります。これまでにも(大事な事なので)何度か記述しましたが、長期間の服用と、多量の投薬によって、依存性は決まります。

エチラームの服用により付いてしまった耐性は、服用間隔を短くし、服用量を増やしてしまいます。短い効果時間であり、強い作用をもつエチラームには、1度依存してしまうとなかなかその依存から抜け出せなくなります。

無理な服用によって耐性が更についてしまい、依存度が高くなると、もっと薬が欲しくなります。エチラームがないと不安になったり、エチラームを服用するだけで安心するような精神的な依存。

身体の痛みを和らげたり、症状を抑える為に服用せざるをえない身体依存。身体依存と精神依存、片方だけ発症する事もあれば、両方発症する事もあります。

同時に発症してしまうのが離脱症状です。離脱症状が起こってしまうと、依存したくない気持ちを持っていても、身体依存や精神依存が足を引っ張ってしまい、抜け出しにくい状況を起こします。

エチラームの「耐性」、「依存」、「離脱症状」は、段階を得て身体と精神に現れますが、自身が気付かないうちに起こる場合と、減薬や断薬で起こる場合があります。

耐性ができてきた、依存している、離脱症状が起こっていると自覚できるなら、減薬や断薬に向けて踏み出せる機会でもあります。

エチラーム使用方法

薬を服用する様子

使用制限は1日最大3mgとされていますが、耐性や依存性を考えるなら、なるべく1日最大1mg~1.5mgまでに留めておくのが無難でしょう。長期間の服用になる可能性があるのなら、最初から服用量を少なくしておく方が、身体の負担も少なくて済みます。

1日1回0.5mgを3回や、頓服使用して1日最大1mg~1.5mgなどの使用方法であれば、耐性や依存性はつきにくいようです。あくまでつきにくいだけなので、絶対に耐性や依存を起こさないわけではありません。

長期服用、短期服用もなるべく少ない用量で、服用間隔は長く置く事が、依存や離脱症状を遠ざける方法です。

近年は医療の現場でも、エチラームの耐性のできやすさ、依存性、離脱症状などが見直されてきています。初診で1日最大3mg服用する事はないと思われますが、それも絶対に処方しないとも言えません。

突然高用量の処方や、依存性や離脱症状の心配があると伝えても、実際にこの身に起きていると伝えても話を聞いてくれなかったり、疑問に答えてくれない医師は未だにいるようです。

患者の疑問や不安に応えてくれないようであれば、その医師にとって、薬の依存や離脱症状は経験が浅い為に答えられない可能性もあります。処方や診察に納得がいかなければ病院を変えるという方法もあります。処方や診察に疑問を感じたら思い出してみて下さい。

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